どうもこじりょー(@kojiryoinvestor)です。
突然ですが、プログラミングは独学で勉強することができます。
「プログラミングを独学しようと思っているけど、どうやって勉強したらいいかわからない。」
「プログラミングを独学で勉強できるか不安。」
今回そんな方に向けて、初心者がプログラミングを独学で勉強する方法をご紹介します。
プログラミングの独学を始める前に
「WEB開発」か「スマホアプリ」どちらをやるかを決めよう!
初心者がこれからプログラミングを勉強するなら、「WEB開発」か「スマホアプリの開発」のどちらかから始めることをオススメします。
「WEB開発」と「スマホアプリの開発」はどちらも初心者には始めやすく、初心者向けの書籍や情報も豊富です。
また「WEB開発」や「スマホアプリの開発」のスキルは需要があるため、プログラマーの就職にも結びつきやすいです。
プログラミングスキルは簡単に実装できるものを少しずつ積み上げていくことで高まっていきます。
まずは比較的簡単なWEBかスマートフォンアプリの開発で学習をしていきましょう。
WEB開発の特徴
最初から学ぶことが多いがとっつきやすい
WEB開発はパソコン一台あれば開発ができるので、スマートフォンアプリの開発を始めるまでのコストと比べたら始めやすいのも特徴です。
またWEBの開発はHTML・CSS・JavaScriptもセットで学ぶこととなるので、少し勉強することが増えます。
ですが、WEBで扱うスクリプト言語は初心者にもとても理解しやすく、動かしやすい言語です。
ちなみに、ぼくも初めてのプログラミングはスクリプト言語のPHPから始めました。
Webをやるならオススメなプログラミング 言語
これからWEB系のプログラミングを勉強するなら「Ruby」か「Python」がおすすめです。
プログラミング言語の「Ruby」は、Rubyで使える「Ruby on Rails」と呼ばれるフレームワークがスタートアップ系のIT企業で多く採用されています。
フレームワークとは簡単にいえば「テンプレート」です。
「Ruby on Rails」はWEBアプリケーションが非常に作りやすく設計されているフレームワークです。
プログラミング言語のRubyも「マツモトヒロユキ」さんという日本人が作ったため、特に日本の初心者には人気なプログラミング言語です。
プログラミング言語の「Python」はデータ分析や人工知能の分野で主に使われています。
人工知能は現在ものすごくトレンドであるため、良質な教材が豊富で学習がしやすいです。
そのため、これからプログラミング を勉強して人工知能の分野に進んでいきたいと考えているなら間違いなく「Python」をやった方が効率的です。
スマホアプリ開発の特徴
始めるまでに手間はかかるがリッチなアプリケーションが作れる!
スマートフォンのアプリ開発でプログラミングの勉強をするなら、「Androidアプリ」か「iOSアプリ」のどちらを作っていくことになります。
スマートフォンアプリの開発はWEBに比べて、スマホに特化したリッチなアプリケーションを作ることができます。
ただWEBに比べて開発に必要なものがあるので多少ハードルが高いです。
例えば、「iOSアプリ」の開発には「MacOS」を搭載したパソコンが必要です。
あと比較的新しいOSを搭載した「iPhone」か「iPad」が必要になります。
どれも高い品物ですので、プログラミングのためだけに買うのはプログラマーとして活動している人にしかオススメはしません。
すでにもっている方は、iOSアプリ専用のプログラミング言語「Swift」を勉強していくことになります。
一方で「Androidアプリ」の開発は、「WindowsOS」を搭載したパソコンまたは「MacOS」でも開発が可能です。
Windows系のパソコンはMacに比べたら比較的値段も安いので手に入りやすいかと思います。
ぼくも初めてのプログラミング勉強はWindowsOSを搭載したノートパソコンで行っていました。
あとは作ったアプリを動かすために、比較的新しい「AndroidOS」が入ったスマートフォンか、タブレットが必要になります。
Androidは「Java」か「Kotlin」と呼ばれるプログラミング言語で開発します。
Androidの開発は「Kotlin」が主流になりますので、初心者は「Kotlin」で勉強していくといいです。
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プログラミング独学の最初のステップ
「Progate」で基礎を学習しよう
プログラミング学習の初めのステップは、変数や文法を理解することです。
そこでオススメの教材が「Progate」です。
「Progate」は、パソコンまたはスマートフォンアプリでプログラミングの基礎を無料で学習することができるサービスです。


初心者がプログラミングの独学を始める上で最初の難関は開発環境の構築です。
開発環境の構築は初心者からすると結構大変なので、ここで離脱してしまう人は少なくないです。
(僕もPHPの開発環境の構築には苦労しました…)
ですが「Progate」を利用すれば開発環境をゼロから構築することなく、すぐにプログラミング の学習を手を動かしながら学ぶことができます。
学習できる言語には「Ruby」に「Python」はもちろん。
iOSアプリの「Swift」を学ぶこともできます。
Androidは「Java」は学べますが「Kotlin」は2018年11月時点では対応してないです。
プログラミング 学習の初めのステップは「Progate」で基礎を学習していきましょう。
チュートリアルでアプリケーションを作成しよう!
プログラミング の基礎を一通り学んだらアプリケーションの開発に入っていきます。
スマートフォンアプリなら「ドットインストール」がおすすめです。
「ドットインストール」は動画でプログラミング を学ぶことができるサービスです。
基礎的な文法を学ぶことができますが、何より実際にアプリケーションを作るチュートリアルが多いです。
「iOS」および「Andoroid」に「Ruby on Rails」まで、アプリを作るチュートリアルの一部は無料で利用できます。
無料の教材で物足りなければ、有料教材も積極的に利用していきましょう。
有料教材の選び方としては、「なるべく新しいもの」かつ「自分にとってわかりやすいもの」を選ぶのがおすすめです。
教材は初心者向けに書かれた書籍か、Udemyのプログラミング動画がオススメです。
初心者向けの教材には基礎から始まり、教材を通して作ることができるサンプルが掲載されています。
一から何かを作るという体験ができるので、アプリケーション作成の最初のステップにはもってこいです。
実際の学習の際にはコードはなるべくコピペせず、1文字1文字打っていく「写経」がオススメです。
未だに僕も新しい言語を学ぶ際は必ず手を動かします。
一つ一つのコードが何をしているのか理解するきっかけになりますので、ぜひ「写経」に挑戦してみてください。
初心者はまずプログラミングのコードが読めるようになることが重要です。
プログラミング を実務レベルへと高めるために必要なこと
オリジナルのアプリケーションを作成して公開しよう!
プログラミング 能力を実務レベルへと高める近道は、自分で作ってみたいアプリケーションのアイディアを出して期間を決めて作ることです。
その際には読みやすいコードというのも意識して作っていきましょう。
そして作成したアプリケーションは必ず公開しましょう。
WEBならサーバーをレンタルして、WEBアプリケーションを公開してみましょう。
アプリ開発ならGooglePlayまたはAppStoreに登録してみましょう。
自分の作った制作物を公開すると、他の人が興味を持って使ってくれるかもしれません。
また、広告などをいれてアプリケーションを収益化してみるのもいいでしょう。
自分の作ったものを公開することでフィードバックが得られて、より魅力的なアプリケーションへの改善にもつながります。
自社のサービスを提供するIT企業は、より良いサービスにするために常に改善を行っています。
自分の制作物を公開してユーザーの行動を元に改善を行うという過程は、実践的なサービス開発の良い経験となります。
作りたいものが思いつかない方はこちらの記事をぜひご参考にしていただけたらと思います!
Git(ギット)を使えるようになろう!
Git(ギット)とはファイルの変更履歴を管理する「バージョン管理ツール」です。
プログラムを変更してバグが発生した時に、一つ前のバージョンに戻ることで一旦正常に動作する状態へ戻すといったことなどができます。
また共同でプログラムを作成するときなどにも便利で、複数人の変更履歴を共有することができます。
そのため、誰がどのプログラムを改良したか確認することができます。
Git(ギット)とは、コンピュータ上のファイルなどに発生した変更を記録し、その変更履歴を管理するための「バージョン管理ツール」です。同時に、複数の作業者が同時に変更を行ったり、複数の履歴を共同で管理するための機能を併せ持っています。
開発現場では必ずこのような「バージョン管理ツール」を使って共同開発を行っています。
また世界中にあるオープンソースプロジェクトも、このバージョン管理ツールを利用して世界中の有志のエンジニアが開発及びプログラムの利用といったことをしています。
また「GitHub(ギットハブ)」というウェブサービス(リモートリポジトリ)を使えば、Gitを利用して自分の作ったプログラムのソースコードをインターネット上に保存・公開することができます。
プログラマーの就職活動時など、実力の確認でGitHubアカウントの提出を求められることがありますので、作ったプログラムはなるべくGitHubで公開しましょう。
Git及びGitHubはプログラマーには絶対必要となるツールですので、必ず使えるようになっておきましょう。
学んだことをアウトプットしよう!
プログラミングの勉強をしていてエラーでハマったことや、プラグインなどを利用したときなど、ブログ等を活用してアウトプットをしましょう。
アウトプットをしておくと、自分がまた同じことをやる時に参照することもできますし、同じようなことをしたいと思っている人にとっても有益な情報になります。
アウトプットを続けていればプログラミング仲間もできて、プログラミングがより楽しくなっていきます。
アウトプットする手段はいくつかあります。
1つはブログです。
WordPressを利用して自分のサイトを作りそこで情報発信するのもありです。
WordPressは自由にサイトをカスタマイズすることができるので、サイト作りにも力をいれたい人にオススメですね。
またサイト作りにあまり手間をかけたくない方は、はてなブログを利用するのもオススメです。
はてなブログには技術系のブログが多いので、積極的な情報発信と交流をしていけばプログラミング仲間はWordpressに比べてすぐにできるでしょう。
2つ目にプログラマの技術情報共有サービスの「Qiita」を利用するのもいいでしょう。
Qiitaに投稿される記事は技術系の情報のみなので、余計なノイズ(技術系以外の情報)がなく情報収集にも役立ちます。
技術系のユーザーばかりなのでフィードバックも得やすいです。
ブログや情報共有サービスなどを利用した積極的なアウトプットは、就職や独立して仕事を取る際に大いに評価されます。
プログラマーにとって情報は大切なので、情報を発信する・集めるということも積極的にやっていきましょう。
プログラミングの独学で困ったときのツール
Teratail

エンジニア特化型のQ&Aサイトが「teratail」です。

初心者が独学で勉強しているとエラーでハマることがあります。
検索をしても解決方法がわからず時間だけが過ぎていくことってあるんですよ。
僕も初心者のとき独学でプログラミングを勉強していて、エラーにハマってほぼ半日潰したことがあります。
あれは本当に辛かった…。
そんなとき初心者はわかる人に聞くと解決が早いです。
「Teratail」には経験豊富なエンジニアがたくさんいるので、エラーにハマったり、わからないことがあったら気軽に質問してみましょう。
回答率も90%以上なのでほぼ回答してもらえます。
登録もメールアドレスまたは各ソーシャルアカウントで無料で利用できますので、いつでも質問できるようにまずは登録しておきましょう。

独学に不安を感じたらスクールを利用しよう
プログラミングは独学できますが、初心者からの独学は大変なことが多いのも事実です。
知ってる人が近くにいればすぐに解決できる問題が、独学故に解決までにかなり時間がかかってしまうことがあります。
そのため初心者が独学でプログラミングを学ぶのはけっこう時間がかかります。
僕も独学でまともに作れるようになるまでには1年はかかりました。
そこで効率的にプログラミングを学びたい人はスクールを利用するのがオススメです。
TechAcademy
「独学でプログラミングを勉強しても技術が身についた気がしない。」
「独学で効率的に勉強できる自信がない。」
そんな時はプログラミングスクールの利用を検討してみることをオススメします。
「TechAcademy」はオンライン完結のスクールです。
最短4週間で未経験からプロを育てることを目標としているので、自宅にいながら効率的にプログラミングの勉強をすることができます。
また受講生には現役のプロのパーソナルメンターがつくので、わからないことなどあれば気軽にチャットで質問できます。
さらにTechAcademyでの学習状況は企業やコンサルタントに共有されます。そのため、学習を進めるだけで企業へのアピールになります。
今すぐ転職を考えてない方でも、コンサルタントに、キャリアプランに関する相談やIT業界について気軽に相談もできます。
プログラミングの学習から転職まで扱ってくれるのでまさに効率的ですね。
無料体験も行なっているので、独学に行き詰まった方、効率的にプログラミングを勉強したい方、エンジニアへの転職も考えている方は活用してみましょう。
「TechAcademy」へはこちらから↓
おわりに
以上、初心者がプログラミングを独学で勉強する方法のご紹介でした。
色々書きましたが、初心者の方はまずWEBアプリケーションのデプロイまたはアプリストアへのリリースを1つの目標にしましょう。

ここまでできれば実務で開発ができる下地ができたと自信を持ってもらって問題ないです。
大変なこともありますが、プログラミングは独学で勉強することができます。
というよりもプログラミングは基本独学です。
ある程度の基本をこなした後は、勉強会やハッカソンに参加したり。
公式ドキュメントを読んでより深いところまで勉強したりと。
大変そうに思われるかも知れませんが、でもそれが楽しくてしょうがなくなるんです。
プログラミング ができるようになると、ITの世界でできることが多くなります。
プログラミング という武器を身につけて、この変化が激しくワクワクするような世界で面白いこと(特にブロックチェーン)をやりましょう!
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