どうもこじりょー(@kojiryoinvestor)です。
仮想通貨とブロックチェーンがもたらす変化の一つが働き方だと私は考えています。
仮想通貨とブロックチェーンがもたらす新たな働き方は、好きなこと・得意なこと・余っているものを活用するものです。
労働の限界
労働とは
副業禁止が見直されるなど、働き方が多様化していく時代。
しかし、お金を稼ごうと思ったらアルバイトや就職という手段が一般的です。
労働は雇用主が求めている労働力を持っていると見なされれば雇用され、その労働力の提供に対して賃金が支払われます。
労働力さえしっかり提供していればお金はちゃんと支払われるため、誰でも確実にお金を稼げる方法と言えます。
ただ労働力を提供してお金を稼ぐ方法には問題があります。
労働の問題点
健康とプライベートの犠牲
労働の問題点の一つは、自身の健康やプライベートを犠牲にせざるを得ない状況になっていることです。
例えば「ブラック企業」の存在です。
ブラック企業は労働者を精神的に追い詰めている環境を改善しない会社です。
ブラック企業には以下のような特徴があると言われています。
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
ブラック企業に入ると長時間労働やパワーハラスメントなどにより、精神面や健康に悪影響を及ぼします。
またブラック企業問題だけでなく厳しい労働環境の中で仕事をした結果、精神を病んでしまう人も増え続けています。
同じ厚労省の統計で、「精神障害の労災補償」をみると、請求件数が大きく増えているのだ。2012年度に1257件だったものが、2013年度には1409件、2014年度には1456件となり、2015年度にはついに1500件を突破、1515件となった。うち1306件が労災認定されているが、そのうち205件が自殺である。過労の末、精神を病んでしまう人が劇的に増えており、手を打たなければ過労自殺が急増する可能性が出てきているのだ。
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インターネットにより個人ビジネスが簡単に
労働に問題点があるにしても、まだまだお金を稼ぐ方法として主流なのが「労働力の提供」です。
しかし昨今では、Youtuberやブロガーなどインターネット上でコンテンツを公開して収入を得る人がでてきました。
インターネットにより個人でビジネスをすることが簡単になりつつあります。
しかしインターネット上のプラットフォームを利用してビジネスをする場合、プラットフォーム側の都合に振り回されるリスクがあります。
プラットフォームに依存するリスク
例えばYoutubeでは、広告収入を得るための「パートナープログラム」の条件が度々変更されています。
YouTubeは1月17日、ユーザーが投稿した動画から広告収益を得るために必要な「パートナープログラム」の利用条件の変更を発表した。
これまでは、投稿された動画の総再生回数が1万回以上であればプログラムを利用できたが、2月20日以降は冒頭に挙げた2つの条件を満たすことが必要になる。現時点でプログラムを利用しているユーザーであっても、新条件を満たしていない場合は利用が停止される。
特定のプラットフォームに依存していると、こういった変化に対応することができず突然収入源を失うリスクもあるのです。
また特定のプラットフォームを利用して収入を得ていても、そのプラットフォーム自体がなくなるというリスクも考えられます。
インターネット上のビジネスは不安定で選択肢が少ない
プラットフォームを利用することで、個人のビジネスが始めやすくなっています。
しかし、インターネット上でビジネスをして収入を安定させるのは、現状は簡単なことではありません。
さらに言えば、収入を得られるプラットフォーム自体がまだまだ少ないのが現状です。
そのためインターネット上で個人がビジネスをするには、まだまだ不安定で選択肢が少ないと言えます。
それでもインターネット上で個人がビジネスをするという流れはもっと大きくなっていくでしょう。
既存の労働市場に多様な仕事があるように、インターネット上の中にも多様なビジネスの形が生まれようとしています。
仮想通貨とブロックチェーンによる新たな働き方
個人は得意なこと・好きなこと・余っているもので収入を得る
仮想通貨とブロックチェーンにより、インターネット上で個人でできるビジネスが増加します。
例えば余っているもの貸し出すことで収入を得ることができるようになります。
ブロックチェーンを使えば、ほとんど手間をかけずに余ったものをシェアできる。
Wi-Fiの電波やコンピューターの処理能力およびストレージ、コンピューター利用で生じた熱、携帯の通話枠、自分の専門知識まで、なんの面倒もなく貸し借りすることが可能だ。
使用した量は自動的に計測され、マイクロペイメントで自動的に引き落とされる。
また特定の企業の作る製品に対して熱狂的なファンであれば、製品開発に役立つ情報を提供して収入を得ることも可能になるでしょう。
ブロックチェーンは、プロシューマーの活躍機会を大きく広げることになるだろう。
たとえばナイキのランニングシューズにスマートコントラクト型の記録装置を搭載し、顧客が同意すればデータをブロックチェーンに送信するというようなことが可能だ。
ナイキは製品開発に役立つ情報を入手できるし、ユーザーは売り上げの一部を報酬として受け取ることができる。
既存の仕組みでこういったことを実現する場合、個人などを結びつける仲介者が必要となります。
しかし仲介者は組織の利益や成長のために、個人への還元を安くしています。
仮想通貨とブロックチェーンは「個人と個人」を、あるいは「個人と企業」を仲介者なしで結びつけ、個人は正当な報酬を受け取れるようになるでしょう。
特定のプラットフォームに振り回されることもなく、会社に属する必要もありません。
得意なことや好きなこと、余っているものなどで、多くの人は収入を得ることが可能になるのです。
おわりに
多くの人は労働力の提供と引き換えにお金を稼いでいます。
しかし労働は個人のライフスタイルを縛り、健康とプライベートを犠牲にさせます。
そんな中インターネットが発展し、Youtubeなどのプラットフォーム利用することで個人のビジネスが容易になりました。
ですがプラットフォームを利用したビジネスは選択肢が少ないです。
またプラットフォームを運営する組織による突然のルール変更などで、個人はプラットフォームの都合に振り回されます。
仮想通貨とブロックチェーンは、個人と個人、個人と企業を仲介者無しで繋げます。
その結果、個人は各々の好きなこと・得意なこと・余っているものを活用して、正当な報酬を得ることができるようになります。
仮想通貨とブロックチェーンがもたらす新たな働き方は、健康とプライベートを犠牲にすることもなく、自分にとって簡単なことで十分は収入を得られるようになるでしょう。
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